世界は今汚れきっている。


なぜかって?



それは悪の組織、デコンパ族がはびこっているからだ!


このまま世界は奴らの手に落ちてしまうのか…?



いやっ
それに待ったをかけた救世主がいた!!


その名も…















       
    












?
?「だっせー!!まぢだっせぇよ!このネーミングも話も!!」


今しゃべったのが青デス、アウル・ニーダ(以下青)だ。

必殺技は減らず口、イヤミ。

武器は己の肉体だ!!



青「それ必殺技じゃねぇだろ!?大体僕武器ねぇのかよ!!ふざけんな!」



血圧上がりますよ?



青「なんだとっ!」


??「アウル…あんまり怒っちゃ…ダメだよ?」



彼女は黄デス、ステラ・ルーシェ(以下黄)だ。

必殺技はとぼける、変貌する。

武器はナイフだ!



青「こいつには武器あんのかよ…。ムカつく…。」


黄「う?」


??「こいつらのお守り…やだなぁ…。」


今ぼそりと呟いたのは緑デス、スティング・オークレー(以下緑)だ。

必殺技は兄貴風、ツッコミ。

武器はピストル(マグナム)だ!!


緑「単発式かよ!いや…気にするのはやめよう…胃に悪い…。」



青「文句言うなら僕にくれ!僕なんてこの身一つで戦場にくりだすんだからな!!」



緑「うぅ…。胃が…。」


??「お前らってまとまりあんのかないのかわかんねぇよな〜。」


彼は黒デス、シン・アスカ(以下黒)だ。

必殺技は種割れ、マユにおまかせ☆。

武器はソード(スター・〇ォーズ的)と隠しアイテム、ピンクの携帯だ!


青「なんでこいつのだけ未来型なんだよ!!」



黒「まぁ主役の特権ってやつ?」


シンくんもアウルンも喧嘩はやめなはれ。


大体シンくんキミ、今誇らしげに主役って言ったけど赤じゃないじゃない。



黒「ぐっ…衣装がこれしかなかったから手違いだったのかなとか思ってたけどやっぱ俺じゃないのかよUu↓↓」


青「んじゃまさか…」


??「そのまさかよ!!」

そう言いながら太陽の光を纏い、現れた人物こそ赤デス、ルナマリア・ホーク(以下赤)だった。

必殺技、姉御肌、マシンガントーク。

武器はマシンガン(あやかって)だ!




青「なっなんでルナが赤なんだよ!」



黒「…(惚れた弱味で何も言えない。)」



緑「てかまとめ役俺なのに…。」



黄「ルナ似合うっ。」



まぁみなさん落ち着いて。

自分の身なりを見なさい?

そしたらナゾが解けるから。



青「身なり…?」


一同「…。」


黄「髪の色…。」



ハイ、ピンポン。


そういうわけです。



一同「なんだかなぁ…。」


そんなことより敵がきましたぜ!



上空より現れたまばゆい光…。


それはデスレンジャーにとって最大の敵、
デコンパ族最大指揮官ツインデコだった。




説明しよう!
ツインデコとは
アスラン・ザラ(以下ア)と
ハイネ・ヴェステンフルス(以下ハ)の
双子ユニットのことである。




ア「くつじょく…。」


ハ「まぁい〜じゃんよ。俺なんてこのサイトにしっかり出るの初めてなのにこんな役だぜ?」



…ごめんね…。



とまぁそれはさておき…って、ちょっとちょっと!!


アウルさん、ステラさん、イチャつくのはやめなさいな!

そんな場合じゃないから!!



ルナマリアさん、この短い間にシンくんがなにしたっていうんですか!?


正座させて説教なんてかわいそうでしょぉ!?


スティングは…
あっ、ちゃんとしてたんすね。


あんただけが救いだよ…本当に。




ア「そんな話いいから早くしてくんない!?」


黄「あっアウル〜おでこが浮いてる…よ?」


青「うわっ本当だっキモっっ!!」


ア「なんだとクソガキー!!」


緑「やれやれ…Uu」


赤「大体シンはねー!!」


黒「ぐすっ…ごめんなさい…。」



ちょっとちょっと。
シンくん半ベソぢゃんか!


赤デスがしきってくれないと始まらないんですけどぉ…。
赤「え!?あっごめんなさいUuえ〜っと…こらぁ!!この世にはびこる邪悪なデコめ!このデスレンジャーの命が続く限りお前たちの好きにはさせないわよ!」


ババ〜ン。

決まった!
五人そろってポーズもばっちりだ☆


黄「さっき練習したの。」



ア「ぐぬぬぅ…えぇ〜い!かわいいデコッキーたちよ!やってしまえ〜!!」


そう言いながらツインデコはデコッキーという雑兵たちをくりだした!



戦闘モード突入だ!


黄「ハァァァァ!!」


ステラは必殺技『変貌する』を発動した。


デコッキーをどんどんナイフで切りつけていく。



緑「俺が全員のアシストするからお前らは好きなだけ暴れな!」


スティングは必殺技『兄貴風』を発動させた。


的確に急所のみを狙っている…。

一発一発を大事にしている感じだ!




黒「くっそぉ…こっちはルナに怒られて超ストレスたまってんだよ!(しかも無実)全員俺が踏み潰してやる!!」


シンは必殺技『種割れ』を発動させた。


神経を研ぎ澄まし、相手の動きを全て先読みし、すごいスピードで敵を倒していく。

赤「シンのやつぅ…今まで散々しらばっくれてくれちゃってぇ…やっぱり女の子とあの日しゃべってたんじゃない!!あ〜ムカつくムカつく〜!!大体シンはいっつも(以下略)」


ルナマリアは必殺技『マシンガントーク(改)』を発動させた。


女の情念と嫉妬でマシンガンをぶっぱなし、死ぬ以上の苦しみを味わわせていく。




青「こいつら動きおそっ。」


直ぐ様デコッキーの後ろに回り込むアウル。

そして耳元に口を寄せ、こう述べた。


青「僕ってハゲの気持ちわかんないんだけどやっぱり寂しいのかな〜?あっははは!ごめんね〜フっサフサでさぁ!!」


髪をなびかせ、アウルは必殺技『イヤミ』を発動させた。


怒り狂ったデコッキーの攻撃をひらりと宙を舞いながらかわし、正面に足をついたかと思うと、相手の腹部に強烈なパンチをくりだした。


ア「ぐぬぅ…。」


ハ「あら〜やられちゃったよ〜アスラン。どうするよ?」



きづけばデコッキーは全滅していた。


そしてついにツインデコの最終兵器が姿を現すのだった!!



ア「あれやるぞ、ハイネ!」


ハ「はいはい。」



ア「誰が呼んだか」


ハ「デコリーナ」



ア、ハ「「ひょっこり飛び出せ、D・E・C・O!!」」


緑「くるぞ!!みんな気を付けろ!!」


黄「アウルぅ…。」


青「大丈夫だって。僕が守ってやっから。」


怯えながら自分の腕にしがみついてきたステラの肩をしっかりと抱くアウル。



黒「ルナ…俺もあれやりたい。」


赤「うるさい浮気もの。」


黒「誤解だってば〜!うぅ…マユ〜…。」


憐れシン。

二人が空へ手をかざすと空は黒くなり、雷が音を立てながら暴れだした。


ぴゅるるるる〜。

ドッシーーン!!!!



上空から降ってきたものは巨大な合体ロボ(デコ強調)だった。



それにツインデコはすばやく乗り込んだ。



ア「HAHAHAHA〜。俺たちをここまで追い詰めたことを褒めてやると同時に後悔させてやるぞ。」


ハ「まっぶっちゃけでかさで勝つみたいな感じだな。」



緑「やっば…あれどうやって倒すんだ!?」


赤「大丈夫…私たちには連携技があるでしょ!?」


青「げ…あれ使うのかよ〜Uu」


黄「??」


赤「文句言わないの!シン、あんたが一番重要なんだからね?」


黒「わかってるよ!」


赤「じゃ、いくわよ!!」


一同「了解!」


赤「『発動!姉御肌!』もう!シン、そうやって着くずさないのっ。アウル!そんなんじゃお腹冷えちゃうわよ?ステラもそんな短いスカートはいてると大変なことになるわよ?(おしりあたりが)」



黄「う?ステラわかんない…。(『発動!とぼける!』)」



緑「『発動!ツッコミ!』ってか俺だけ注意とかなしかよ!?(さみしがりや)そしてステラの発動しっかりできてんのかよ!?」



青「『発動!減らず口!』ルナなんかの指図うけねぇよ!大体お前だってスカート超短けーだろが。」




どんどんエネルギーボールが蓄積される中、ついにラストのシンに回る。

エネルギーボールを左手に、例のピンクの携帯を右手にシンは叫ぶ。



黒「『発動!マユにおまかせ☆』マユー!!お兄ちゃんは頑張ってるけどちょっと力が足りないから助けてくれぇぇ!!」



そう言いながら例のピンクの携帯のアンテナにエネルギーボールをつける。



すると空から声が聞こえてきた。


『ハーイ、マユで〜す☆ビン3で〜す!転送完了♪』



その声と共に一筋の光が。


そこから誰か歩いてくる。


??「お待たせ。」



にっこり天使のように微笑んだその人物はキラ・ヤマト(以下キ)だった。



キラはくるりと向き直りツインデコ(IN巨大ロボ、デコリーナ)を見た。


こりゃこわいぞぉ…。



キ「アスラン、キミこんなことしてただで済むと思ってるの?僕、お昼寝中だったんだよねぇ…どうしてあげよっか…?」


ア「う…キっキラ!そいつらが勝手にお前を呼んだだけで俺は全く関係な…」


キ「口ごたえするの?その髪…二度と生えないようにしてあげよっか…?」


ア「ひっ…。」



怖い…
これはアスランでなくても怖い…。
この恐怖をいち早く感じとった様子のハイネ氏。



ハ「オイ、アスラン。やばいからずらかるぞ!?俺、関係ないチックだけどなんか怖いUu」


ア「ヅラ狩る!?お前なんて恐ろしいことを!!まっ…まぁ俺はヅラなんかじゃないがな…しかし…」


ハ「変換おかしいって!!こりゃまじでやばいな。退散する!!」



それがいいよ…。

とまぁこうしてツインデコは逃げていった。
(マッハ5)




赤、黒「「ありがとうキラさん!」」



キ「全然大したことじゃないよ☆んじゃ僕は帰って寝るね?バァ〜イ♪」



キラ〜ン。

キラにあやかった音と共に凛々しく去り行くキラ。




青「小さな巨人ってキラみたいなやつのこと言うんだろうな…。」



緑「いくら肉体強化してもあの人にだけは勝てない気がする…。」




…そんなこんなで世界の平和は守られた。


しかしまだ気を抜いてはいけない。



世界の秩序を乱す者たちをデス(死)するその日まで!


負けるなデスレンジャー!

頑張れデスレンジャー!




END。








あとがき


池の鯉のぺぷ様のサイトで13000を踏んだ時にリクしたものです。アウステとシンルナとスティングで賑やかに、と難しいリクしてしまったんですが、こんなに楽しい小説を頂いてしまいました。ぺぷ様のサイトはア
ウステ・シンルナ中心の楽しいサイト様です。ぜひ訪れてみてください。