拍手ログその１１
学園編 In the Old Days （昔の日々） アウル、４歳。 アウル「うわーーん！！」 カリダ「まあ、泣き虫さんね。どうしたの」 アウル「・・・僕の事女の子だってみんな言うんだ・・・・」 カリダ「まあ・・・」 スティング「俺が目を離した隙にまたいじめられていたのか・・・」 アウル「ひっく、ひっく」 ステラ「よしよし。・・・・泣かないで・・・？ 泣きやんだらステラのお嫁さんにしてあげる」 アウル「本当？」 ステラ「うん。ステラが守ってあげるから泣かないで？」 アウル「・・・うん。本当にお嫁さんにしてくれる？」 ステラ「うん」 スティング「ステラにお嫁さんにしてもらいたかったら泣き虫はやめろよ？」 アウル「僕・・・頑張るよ」 カリダ「まあ・・・。可愛い約束ね」 そして現在。 アウル「なめんなよ、コラァ！！」 他校の男子生徒「「ぎゃーーーーっっ！！！！！」」 ネオ「・・・・で全治２週間の怪我を負わせたって？」 スティング「・・・・ああ。女と間違われてナンパされた上、 オカマ呼ばわりされて手加減を忘れたらしいんだ」 ステラ「ちっちゃい頃泣き虫だったのに。 ・・・・どうして変わっちゃたのかな」 ステイング「・・・・・」
学園編 In the Old Days （昔の日々） スティング、５歳。 カリダ「今日からアウルとステラが一緒よ。 スティングは一番のお兄ちゃんだから面倒見てあげてね」 スティング「俺が・・・・おにいちゃん・・・。 うんっ、俺頑張るよ！！」 アウル「ふえ・・・っ。おかあさ〜〜ん。うえ〜〜〜ん」 スティング「うわっ、泣くなっ」 ステラ「・・・・？」 アウル「おかーさーん、うえーん」 スティング「え、えーと・・・。そーだ！ アウル、おれがお母さんになってやる！！ だから泣くなっ！！」 アウル「ふぇ・・・・っ。おかあさん・・・？」 スティング「ああ、そうだ。 スティングママだ、よしよしよし」 ステラ「あー。ちょうちょー」 スティング「あ、ステラ！！勝手にあちこち行くな！！ そっちは道路だーーー！！」 アウル「すてぃんぐー、待ってー。僕も行くー」 そして現在。 クロト「爆・笑！！ そんないきさつでスティングママが誕生したわけかー。 今でもしっかりママやってるよね、スティング」 シャニ「・・・・ママオクレ」 オルガ「その事を死んでもあいつの前で言うんじゃねーぞ」 アズラエル「何を言うんですか！！ あなたの母親っぷりだって負けていませんよ、オルガ！！ いえ、むしろ上回っています！！ ネオのとこの母親もどきに負けているわけ在りません！！ 男にしておくがもったいないくらいです！！ オルガこそがキング・オブ・ママですっ！！」 オルガ「・・・おっさん、メシ抜きな」 アズラエル「ノォーーーっ！！何故ですか！！」 オルガ「うるせぇっ！！」 クロト「・・・何で空気読もうとしないかなぁ・・・・おっさんは」 シャニ「・・・・キング・オブ・バカ」
学園編 In the Old Days （昔の日々） ステラ、８歳。 ネオ「これから俺がステラを守っていってあげるからなー」 ステラ「守る・・・。初めて言われた・・・。 嬉しい・・・・」 スティング「なんてこった！ あんな一言でステラがネオに懐いちまった！！ そ、そんな〜〜〜〜っ！！」 アウル「なんだよー、言って欲しかったら 百回でも二百回でも言ってやったのにぃー。 ブーブー」 スティング「くっ・・・。 当たり前すぎて言わずにいた俺が馬鹿だったんだ・・・・。 俺の残された贖罪はネオの毒牙からステラを守る事！！ マルキオ院長、カリダ母さん、草葉の陰から見守っててくれ！」 ネオ「人を犯罪者みたいに言うな！！ それに院長達は生きてるだろーが！ 縁起でもない事言うんじゃないよ！」 アウル「そのお面を付けてる事がもう縁起でもないっつーの」 ネオ「お面じゃない！！」 そして現在。 シン「君は俺が守るから」 ステラ「まも、る・・・・」 アウル「はいはーい、アウル・ニーダ！！ 僕もステラを守るぜ！！」 シン「邪魔すんな！！」 アウル「やかましい、この変態シスコン野郎！！」 シン「黙れ、マザコン！！」 ステラ「二人ともケンカ、ダメ・・・・」 ルナマリア「聞いちゃいないわよ」 レイ「守るといった相手はほったらかしでケンカか・・・・。 口先だけで終わるような奴らなら死んだ方が良い。 いや、死ね」 ヴィーノ「なにげに辛口だね・・・」 ヨウラン「毒舌って言うんだよ」
あとがき スティングとアウステの出会い。 彼等の幼い日々、そして現在を拍手にしました。 ステラは昔の約束はすっかり忘れてますが、 アウルはしっかり覚えていて その約束を守り続けてます。 それと 母親属性のスティングとオルガですが、 彼等はあくまで「兄」のつもりなんです。 アズさんのお言葉は彼等のとって ブロックワードとも言える・・・。