ちょうど俺がデスティニーの調整中だった頃、アウルからステラの陣痛が始まったと電話が入った。向こうは大あわてで最初は何を言ってるのかさっぱりだった。

おなかが痛いだの(腹でも壊したのかよ)
血が出ただの(怪我?)
ステラが生まれるとか(生まれるも何も最初からいるじゃないか)
何とか話をつなぎ合わせるとステラが産気づいたっということ。
さいっしょからそう言えと言ったら。

「言ってるじゃねーか、
ボケぇぇぇえええーーーーっ

水色の馬鹿は大音量で怒鳴りつけやがった。
・・・・電話越しに。
今だにその声は俺の頭の中で反響していてくゎんくぅわんと鳴っている。
信じらんねー。
パイロットていうのは聴力は大事なんだ。
難聴になったらどうすんだよ。
お前もパイロットだったじゃないか、そんな事も分かんないのかよ。
とりあえず文句は本人に後で言う事にして。
まずはステラの初産だ。
それと今後の参考のために、俺も立ち会ってみたくて
機体の調整を終わらせると残りの時間と次の日を休暇でとって病院へと向かう事にしたのだった。







アウステベビー物語
第7話
ありがとうを君に








「来たのか」
「・・・・こんにちは」

シンが病院の産婦人科病棟に到着に到着するとスティングとソキウスが彼を迎えた。彼が先ほどの電話の事で文句を付けたい相手は影も形も見あたらない。

「あの馬鹿・・・じゃなかったアウルは?」
「ステラと一緒に病室。まだ分娩室には移っていない」
「ステラさんの出産に立ち会うと言っていましたから」

シンは彼等の言葉にしきりにステラ自慢をしていたアウルを思い出した。

『子供が生まれるときは僕が立ち会うんだ。僕だけ!!だからね!』

腕一杯にベビー服と育児本を抱え、聞かなくてもステラと赤ん坊の話をしたがる彼の姿は今でも脳裏に焼き付いている。

「そう言えばそんな事も言ってたっけ」

そしてまだ幼い子どものようなステラ。
アウルもまた同様だ。
あの子どものような二人が親になろうとしている。
兄同然のスティングはどんな心境なのだろうか?
スティングの方を見やると彼は心配そうに部屋の前をうろうろしていた。

「心配?」

と声を掛娩けると当たり前だと即答され、苦笑した。
もしマユが生きていて。
結婚して、子供を産む立場になっていたら、俺はどうしていただろうか?
一緒に分娩室入って手を握ってやっただろうか?
マユのダンナを差し置いてでも?
ふと失った家族を思い出して目頭が熱くなったが、首を振って直ぐにその気持ちを振り払った。

こんな日に悲しい気持を持ち込んじゃいけない。
今の俺には守る物がある。
マユの事もひっくるめて俺を想ってくれる女がいる。
でもマユの事は忘れたワケじゃないから。
もう好いよな・・・マユ?
マユもどうか上から応援してやってくれ。
母子共々元気でありますようにって。ステラ、頑張れ。
頑張って元気な顔と子どもを見せてくれよ。

脳裏に浮かんだルナマリアの笑顔にシンもまた笑みを浮かべ、心の中でステラに応援の言葉を贈るのだったるのだった。




「まだかよ?」

痺れを切らしたアウルが医師を見やると、まだですという無情な返事が返ってきた。
もう既に4時間が経過していたが、未だ生まれる気配がない。
10分おき規則的な陣痛は来ているもの、まだその間隔は長いらしい。
額に汗を浮かべ、痛みに耐えるステラの腰をさすってやりながらアウルも泣きたくなっていた。

「子宮口はまだ固いですね。まだかかるでしょう」
「シキュウグチ?」
「子どもが出てくる出入り口の事ですよ」

看護婦がにこやかに答えると、アウルを安心させるように付け加えた。

「本格的な陣痛はまだですけど、お子さんの頭は順調に下がってきてる見たいですから大丈夫ですよ」

この状況で何が大丈夫なのか心配でならなかったが、とりあえずアウルは笑って見せた。そして直ぐステラの方に視線を戻す。

「大丈夫?」
「ん・・・・」

そんなわけがない。
苦しげに呼吸をくり返して必死に痛みをこらえているのがアウルにも分かる。

第1子は難産だと聞いたけれど、こんなにも辛いものなのかよ?
生まれる前にステラが死ぬんじゃねーの!?

「はい、吸って。吐いて。大丈夫ですからね」

今では看護婦の声などただの気休めにしか聞こえない。アウルは唇を噛みしめてステラの手を握った。

「・・・大丈夫・・・・」

ステラのかすれた声にアウルは顔を上げた。相変わらず苦しそうだが、彼女は笑っていた。

「だい・・・じょ・・うぶ・・・」
「うん」

ステラのアウルの手を握る入る手に力がこもる。アウルもしっかりと握り返した。誰の言葉よりもステラの言葉なら信じられる。ステラが大丈夫というのなら大丈夫。彼にはそう思えた。

「はいっていーよ。ステラの気が紛れると思うから。でも分娩室は僕だけだから・・・ねっ」

言葉が終わるか終わらないうちに緑色の影がアウルをはじき飛ばし、病室へと消えていった。何が起こったか分からずぽかんとするアウルにシンは笑いを隠そうとせず、腹を抱えて笑った。

「ばっかでーっ!!あっはははは!!!何、今の面!!」
「うっせー!!このシスコン!!」

さっきまでの緊張が消えたアウルは今度は頭から湯気を出さんばかりにシンにつかみかかった。もちろんシンも負けてはいない。取っ組み合いというかじゃれ合いと言うか分からないケンカをソキウスは無表情に見ていて止めようとしない。いつものブレーキ役は今は病室だ。外の喧噪に主治医が痺れをきらして怒鳴りつけるまでそれは続いたという。

そとの喧噪などお構いなしに病室ではスティングは妹分の手を握って励ましの言葉を贈っていた。

「何もしてやれねぇが頑張れよ。帰ったらステラの好きなモン食わせてやるからな?」
「うん」
「よしよし」

悲しみと後悔だけの今ではもう思い出せない過去。
それはもうスティングにとっては過去であり、今大事なのは目の前の少女と水色の少年なのだ。
今新しい命がこの世に出ようとしている瞬間を彼は立ち会おうとしている。それはアウルとステラの新しい旅立ちでもある。それは喜ばしい事でもあり、また寂しい事でもあった。だがスティングはようやく自分の過去から解放されつつある事をステラの温もりのある手の平で感じてとっていた。




それから陣痛は間隔を5分ごとへと変え、その時間は長くなっていった。初めは5分おきに30秒が5分おきに1分と言った具合だった。途中ルナマリアやレイ、ネオとマリューも加わり、アウルとスティング以外はみな交代でステラを見舞っていた。キラとラクスがカガリのメッセージと共に彼等の元を訪れたのは大分夜が更けたときだった。

「子ども達を寝かしつけてきたから、遅くなってごめん」
「カガリから花とメッセージを預かっておりますわ」

孤児院に身を寄せている彼等はマルキオ導師とカリダと共に事も達の面倒を見ている。ラクスはふわりと笑うとメッセージカードと金色の花束をアウルに渡した。

「『立ち会えなくてごめん。お前達の幸せを切に願う』だそうですわ」

その花は鮮やかな金色でその姿は凛と立っているかのように見える。まるでカガリそのものだった。アウルの心境を察したようにラクスは付け加えた。

「これは立金花といって必ず訪れる幸福、という花言葉があります。決して華やかではないのですが、生命力溢れる花なんですよ」
「ありがとう」

アウルは礼を言い、スティングの方を見やると彼は微笑んでいた。焦りばかりだった心にゆっくりと暖かさがしみいってくる。


大丈夫。
スティングがいる。
母さんが。
みんながいる。
だから、大丈夫。

アウルはその日やっと心から微笑んだ。


そして午前4時過ぎ。
ステラの最初の陣痛から約13時間。
最終的な陣痛が来たらしく、周囲はあわだたしくなった。
アウルは一睡も出来ず、ステラの傍に張り付き、スティングはたえずそのすぐ後ろにいた。
病室の外の待合室ではシンはうつらうつらとうたた寝をし、その肩により掛かるようにルナマリアが眠っている。ネオもマリューの膝の上で眠っており、レイは壁により掛かったまま静かに目を閉じていた。キラとラクスは子ども達のためにスティングが返していた。



「胎児の心拍数弱冠下がってます」
「まずいな。母体に酸素吸入させろ」
「はいっ」

ほとんど眠らず目元を真っ赤にさせたアウルがステラの元へと駆け寄った。
その直ぐ後ろをスティングが続く。

「先生、子宮口が9センチ近いです」

看護婦の報告にようやく医師のゴーサインが出ると、看護婦はステラに声を掛けながら彼女を起こしにかかった。

「ステラさん、分娩室へと行けますか」
「はい・・・」

抱き起こされ、痛みをこらえながら分娩室へと向かおうとするステラ。
陣痛は間隔が短くなっており、痛みも以前と比べ物にならなかった。だがここでアウルやスティングを心配させたくなかった。何よりももうすぐ生まれるのだ。痛みがあったが、早く会いたいという気持の方が強く、そしてそれが何よりも嬉しかった。

外では飛び起きたシンとルナマリア、そしてネオとマリューががおり、レイはいつものように表情一つ変えず静かにステラ達を見守っていて、彼もスティング達同様また眠っていなかったようで目元が紅くなっていた。一睡もしていないはずのソキウスだけが何の変化も見られない。みなに囲まれ、分娩室の前まで行くとステラはスティング達を顧みて微笑んだ。

「行ってきます」
「ああ、頑張れ」

スティングはステラの頭を撫でるとアウルに頼むぞと声を掛けた。マリューは頑張ってねと声を掛けるとネオは昔のように優しく頭を撫でた。シンとルナ、そしてソキウスがも代わる代わるステラの手を握ると、最後にレイが彼女の手を握り、ぼそりと囁いた。

「ご武運を」
「うん」

その言葉はステラしか聞こえなかったようで、レイが言葉を発した事さえ気付いていないようだった。それはステラ達と近い境遇で育った彼の妹とも呼べる存在に彼なりの精一杯の応援の言葉だった。

「台に乗ってください」

部屋にはいると直ぐ台の前に連れて行かれ、ステラが台に仰向けになると片方の手をアウルが握り、片方はイキみ棒という物を握らされた。ちなみにいきむとはお腹に力を入れる事だ。

「もう少し出入り口が開きます。開いたら言いますので、陣痛の波が来たらまず深呼吸してください。それから棒をぐっと引くようにつかんで声を出さないように思いっきり長くいきむ!!好いですね?」
「はい」

歳は40代半ばだろうか。
白髪の交じった茶色の髪を束ね、肝っ玉母さんを絵に描いたような助産婦のアドバイスにステラは頷いた。そして彼女が台に乗って気が緩んだのか、直ぐに最大級の陣痛が襲ってきた。

「大分広がりましたよ、入り口が」

助産婦の声がとても遠くに聞こえる。
でもアウルの手の温かさでまだ感覚はステラはまだ現実ものだと分かった。彼の手を握ると強く握りかえしてくれ、優しい手先で頭を撫でてくれた。不安と期待の狭間にいるなか、人の温もりほど心強く感じるものははない。ステラの心には恐怖はなく、ひたすらわが子を待ちわびる気持だけがあった。

どれくらい立ったのだろうか?

「破水しました!ステラさん、来るわよ!」

助産婦の声にステラは我に返った。
来る。子どもが来る・・・・。
うまれるのね・・・・・?
大きく息を吸うと言われたとおり、懸命に力を込めた。
何度そうやったのだろうか。
最後のというべき痛みにステラは歯を食いしばった。
とても声を出せる状況ではなかったのだ。
次の瞬間。

子どもの泣き声が辺りに響いた。
まだ頼りなさげだが、はっきりとした赤ん坊の泣き声だった。



「おめでとうございます。男の子ですよ」

助産婦に赤ん坊を見せられたアウルはおそるおそる赤ん坊を抱きかかえた。子どもは思ったより小さくて軽く、赤黒かった。弱々しく頼りげなく泣いている。

「頭を支えてやってくださいね。まだ首が据わりませんから」
「・・・・」

生まれたら話しかけてやろう。
笑いかけてやろう。
そう思っていたアウルだったが実際に子どもを前にして。
何かを言おうにも何も言えなかった。
ただ、子どもを凝視していた。
そして赤ん坊に静かに落ちてくる雫にアウルは初めて自分が泣いていた事に気付いた。

「ばっかみてぇ・・・。なんで泣くんだよ・・・?」

悲しくないのに。
嬉しくて仕方ないのに何故か自分は泣いている。
涙が止まらない。
何故だろうか?
自分とステラの血を引いた命がこの世に生を受けた。
他の命を奪う術しか知らなかった自分達が今一つの命を送り出したのだ。
これを奇跡と言わずに何という?

「ステラ・・・・」

アウルは震える腕で子どもを落とすまいとしっかり抱え、ステラに子どもを見せようと向き直ると、
助産婦はまだステラにつきっきりだった。

何かあったのだろうか?

不安がアウルを襲った。
口元がカラカラになってゆく。

「ステラ・・・」

子どもを抱えて側に来たアウルを牽制して助産婦は叫んだ。

「もうちょっと離れててください。もう一人引っかかっています!」
「へ・・・・?もう一人?」

思いがけない言葉にぽかんとするアウルにいらだたしげに助産婦は頷いた。

「そうです、もうひとりいます!」
「ふ、双子・・・・?」

信じられない気持でアウルはその場を立ちつくした。
そのあいだもお産は続き、幾度かの助産婦のかけ声の後、
先ほどの産声とは比べられないほどの泣き声が分娩室に響き渡った。

外にいたスティング達にも当然その声は聞こえた。

「すっごいこえ〜」
「・・・こりゃあ男だな」
「無事生まれたんだね!!マユ、ありがとう!!」
「少し黙れ、シン。産んだのはステラだ」
「どっちにだぁ?」
「どっちだって好いわよ、ステラと子どもが無事なら」
「そうですね」


「は・・・は。男の双子かよ」

涙でまつげをならしたままのアウルにまた涙が溢れた。

「にぎやかになるよな、なあ?」

そう言って手の中の赤ん坊に目をやった。
赤ん坊はしわくちゃの顔で明いていない目でむずかっていた。
するともう一人の赤ん坊を抱えた看護婦がいいえと首を振った。

「もう一人は女の子です。可愛い子ですよ」
「まじ・・・?」
「マジです」

すまして答える看護婦の腕の中の赤ん坊をのぞき込んだが、見た目は自分の腕の中の赤ん坊と何ら変わりなかった。抱いてみたくても一度に二人は抱けない。気を利かせたもう一人の看護婦はアウルから赤ん坊を受け取ると、アウルはもう一人の方を抱いた。同じ、だった。重さも頼りない所も。

これからこの二人をそしてステラを守るンだ。
絶対に幸せにしてやる。
それが僕の君への、そして子ども達への精一杯に気持ち。


一緒に幸せになろうよ、な?


ステラの元に行くと産後の処置をすんた後だったらしく、ステラは疲れた顔をしていたものの、元気そうだった。大仕事を終えた彼女は弱々し笑みだったが、アウルにとてもまぶしく映った。

「ステラ・・・・だいじょうぶ・・・?」
「ん・・・。アウル・・・・?」
「ありが・・・と・・う。がんばったな・・・・ステラ」

視界が曇っていてステラの顔がよく見えない。
マリンブルーから生じた水滴がぱたぱたと赤ん坊とそしてステラの枕元を濡らしてゆく。ステラはゆっくりと体を起こし、手を伸ばして彼の涙を払うと、心配そうに彼を見上げた。

「どうして、泣いてるの?」
「わかんね。でもありがとう。ステラ、ありがとう」


一度に二つも贈り物をくれてありがとう。
お前を散々いじめてきた僕を愛してくれてありがとう。
傍にいてくれてありがとう。
生きていてくれてありがとう。
ありがとう。

アウルは沢山のありがとうを込めてステラを抱きしめて泣き。
泣き続けるアウルをステラもまた強く彼を抱きしめた。

すると塩辛い雨に濡れた赤ん坊は迷惑そうに泣き声を上げた。
その声に反応するようにその片割れも泣き声を上げた。

「げ」

鼻をすすりながらアウルがあわてて身を離すとすっかり涙まみれになった赤ん坊が泣いていた。

「わりぃな、チビすけ。ほら、僕がパパ。あっちがママだぞぉー」

アウルが赤ん坊をステラに渡すと可愛くて仕方ないというようにステラは赤ん坊に頬ずりした。羊水でふやけた肌ではあったが頬はとても暖かく、柔らかかった。視界を戻すとアウルがもう片方を抱いて一生懸命にあやしていた。男の子と女の子の双子ですよーと看護婦に聞かされ、ステラはようやく自分が母親となった事を実感した。

・・・・わたし、「おかあさん」になったんだ。
それも男の子と女の子の。
そしてアウルは「お父さん」・・・・になったのね。

今までにない、優しい笑みを浮かべるアウルにステラはまた幸福を覚え見つめていると、その視線に気付いたアウルが彼女に顔を寄せて口づけた。

「ステラ・・・・僕守るから。お前とチビ達は絶対」
「うん」

ステラもまた頬を寄せ彼に口づけた。そしておでこをくっつけ、囁いた。

「アウル、ありがとう・・・・。あなたに会えたからこの子達に会えた」

ステラの言葉にアウルもまた泣きそうになったが、彼は涙を飲み込み笑った。

「ステラ・・・・。愛してる」
「うん。わたしも愛してる・・・」



やっと、会えた。



こんにちは、チビ達。
僕はアウル。お前等のパパだよ。
ステラがお前等のママ。
そしてここにいないけどスティングというこわーい顔のおじさんもいる。

今日生まれてきたチビ達に言葉を、愛情を贈ろう。
罪から生まれ、
罪を犯す事しか知らなかった俺らの元に生まれてきてくれてありがとう。

犯した罪は消えないし、償いきれないけれど。
その罪を背負って生きていけるだけの力が今はある。
ステラがいる。
スティングがいる。
そしてチビ達、お前達がいるから。

チビ達が生まれてきてくれてどんなに幸せか。
これからどんなふうに過ごしていこうか。
話したい事が伝えたい事がたくさんある。
まだまだ未熟な俺らだけど。
これからよろしくな。








あとがき

題名の「ありがとう」はステラと子ども達へのアウルからのメッセージでした。
ようやく誕生しました双子達。
長かったです。
これから新米パパとママ、そして新米叔父(笑)の育児奮闘記が始まります。
特に子煩悩と化したアウルの暴走が・・・・(8話は一部出来てます)。
双子のデフォルト・ネームは次回で。
+夢機能付きになります。
チビ達の誕生を応援してくださった方々、
そしてここまで読んでくださって方も有り難うございました。